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【なぜ今フィルムライカを?】Leica M2を使用している理由

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普段の撮影ではSony a7IIIなどのデジタルカメラを使うことが多いですが、日常写真やポートレート、カップルフォトではフィルムカメラをよく使用しています。使用しているフィルムカメラはいくつかありますが、メインで使用しているのはフィルムライカです。

 

Leicaといえば2017年1月にLeica M10が発売され多くの方に使われ、2021年冬にはLeica M11の情報が公開され、2022年頭に発売されました。

 

僕の周りでも、街でも、デジタルのLeicaを使っている方をよく見かけるようになりました。そんなところを見ていると、自分自身もデジタルライカ(Leica M10,M9やLeica Q2など)が欲しくなっていきました。

 

しかし、フィルムカメラのLeica M2を購入し使うようになりました。なぜ、フィルムライカにしたのか。どこがいいのか。など今回は話していこうと思います。
(ライカM2/M3/M4/M5/M6あたりは中古でしか買うことができません。新品をお探しの方はLeica M-Aがおすすめです。)

 

ライカのいいところ

最近いろんなところでLeicaを見かけるようになりましたが、Leicaのどこがいいのか分からないと思う方もいると思います。Leicaの一番の特徴と言えばレンジファインダーかと思います。
デジタルのライカであればシャドウ(黒)がきれいに出るというところでしょう。

 

ただ、今はあまりレンジファインダーのカメラがないのでレンジファインダーのカメラと言えばLeicaといえるでしょう!

 

レンジファインダーを初めて使ったときは普通のフィルムカメラや一眼レフとは違うので使いづらいと思うかもしれません。しかし、使っていくうちにレンジファインダーのほうがピントをちゃんと合わせることができるので使いやすくなってきます。慣れてしまえばマニュアル操作はかなり簡単になります。

 

なぜフィルムライカを?

 

なぜ僕がフィルムライカを使用しているのか。デジタルのライカではだめだったのか。理由は2つあります。

 

今の時代だからこそのフィルム

デジタルカメラが進化していくに連れて、フィルムの使用頻度も減り、年々フィルムの値段が上がっています。一部のフィルムに限っては製造終了しているものもあります。また、フィルムカメラの製造もほとんどされていません。

 

今後、もっとフィルムが減っていき、フィルムの価値も上がって行くと思います。デジタルカメラにはデジタルの良さが、フィルムカメラにはフィルムの良さがあります。今でもフィルムの価値は上がっていますが、せっかくまだフィルムがある時代だからこそ、フィルム時代から名を残し続けているLeicaを使って貴重な日常を撮りたいと思いフィルムライカを選び、使用しています。

 

ライカの値段

デジタルライカ(レンジファインダーの使える機種)はMシリーズが主流ですが、ボディだけでも値段は100万円位します。最近出たLeica M11も100万円は超えます。

 

ボディ+レンズを揃えたらいくらになるんでしょうか。結構高いです。そして仕事でLeicaを使うには結構使いづらいところがたくさんあります。

 

一方フィルムライカは30万位で買えるものもあります。フィルムの運用コストもかかりますが、Leicaを使うにはかなり値段を抑えることができます。

もちろん、フィルムを普段から使う人でないと買う気にはなれませんが。。

 

Leica M2にした理由

フィルムライカにもM2,M3,M6など代表的なカメラが沢山ありますが、なぜLeica M2にしたのか。それは35mmフレームがカメラに付いているからです。(35mmのMレンズを使用できる)

 

Leica M3では50mmフレームが標準だったので35mmのレンズを使用するときには別途35mmに拡張するフレームをつける必要がありました。自分の好きな画角が35mmならLeica M2(ファインダー倍率0.72倍)がいいですし、50mm以降ならLeica M3(ファインダー倍率0.91倍)がいいです。

 

Leica M6ならファインダー倍率0.72倍と 0.85倍があるので好きなフレームを選べます。ただ、少しだけ値段は上がります。ファインダー倍率が変わることで使えるレンズも変わってきます。自身がどの画角のレンズを使いたいかで考えてみてください。

 

Leica M2の作例

実際にLeica M2(レンズは35mmと50mm)で撮った作例を載せます。

SUMMARON 35mm F3.5 (モデル:Joeさん)
SUMMARON 35mm F3.5 (モデル:hanaさん)
Canon 50mm F1.4 Lマウント
SUMMARON 35mm F3.5
SUMMARON 35mm F3.5 (ペア撮り)
SUMMARON 35mm F3.5
SUMMARON 35mm F3.5

 

フィルムのデータ化はほとんど自分でやっていますが、フィルムのちょっとした汚れ、傷がついているところがまた自分でデータ化する醍醐味だと思っています。

 

最後に

デジタルでもフィルムでもLeicaは写真を撮るのが楽しくなるカメラですが、仕事で撮影をする際は、SONY,Canon,Nikonを使うほうが操作性、AFスピードなどを考えるといいです。もちろん仕事の内容に寄りますが、特にM型LeicaはMFなので一眼レフやミラーレスカメラよりも撮影に時間がかかってしまいます。(ちょっと使いづらいのがまたいいところですが。)

 

他のカメラより高価ですが、一度触れてみてはいかがでしょうか?

少しだけ写真の世界が変わるかもしれません。

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